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島北の城址の遺構も琉球王朝の名残

沖縄の城郭と言えば、本島の南部に位置している首里城がメジャーな存在でしょう。
しかし、他にも島内部には様々な城郭遺構が発掘され、城が多い県でもあります。
その数は230も確認されていて、沖縄を統治する上での役割が大きいことがわかります。
特に石垣島から本島、北の奄美大島付近まで遺構を見ることが出来、首里城から北方面にある城跡のことを島北の城址と呼びます。

これは琉球王朝が周辺地域で栄えた証でもあり、現地では「グスク」とも呼ばれ親しまれています。
もちろん、城を構えることは外敵からの侵略を地域から守るという意味がありますが、それだけではなく、祭礼や儀式を行う場所としての機能もあったと言われています。
グスクは、一般的にはお城と解釈されますが、スクの字には神聖な場所としての意味合いがあり、祭祀場を意味する場合もあります。

主な島北の城址には、首里城から北東側に中城があり、そしてそこから東北東には勝連城があります。
首里城の北部には浦添城があり、交易の中心でもある那覇港を統括した役割を担っていました。
さらに北方には、石垣を積み上げた主郭と副郭に分かれている座喜味城、そのさらに北には薩摩侵攻の折に第一目標とした今帰仁城があります。

この「中、勝連、浦添、座喜味、今帰仁」の五つの城は、琉球王国のグスクの関連遺跡としても世界遺産に認定されています。
14世紀から15世紀にかけて行われた、琉球戦国史をまとめた史書にも登場する城でもあり、交易、政治、祭祀の中心地として栄えている記述もあります。
そして琉球王朝を巡る観光ツアーでは、この五つのグスク巡りもツアーが計画されるほどで、結婚式後の新婚旅行でも古代琉球王朝に思いを寄せながらの旅行も悪くないでしょう。

本島で最大の滝である比地大滝

本島の観光スポットの一つとして、比地大滝があります。
比地大滝は、名護市から自動車で約30分ほどの場所にある国頭郡国頭村にある滝で、その魅力は落差が26mと、沖縄で随一の大きさを誇る滝であることです。

亜熱帯地方の独特の草木が、ジャングルのように茂っているのが特徴的で、辿り付けば夏であれば涼しさを得られ、また滝の持つマイナスイオンで癒し効果も得られるスポットです。
比地大滝に行くまでに遊歩道が整備されており、約50分ほど歩くと大滝に到着します。

途中につり橋や急傾斜がありますが、比較的歩きやすくなっているため、大人から子供まで訪れることが出来ます。
特に結婚式を挙げるカップルの旅行先として最適な場所で、近くにはキャンプ場もあり、宿泊することが可能です。

入場料は、大人が500円、子供は300円ととてもリーズナブルです。
結婚式の新婚旅行として、つり橋や大滝をバックにして写真撮影をすれば、大切な思い出と記念になります。
沖縄の地元の人にも、夏場の涼を求める遊び場として人気があるスポットの一つです。